2017/08/17

【アメリカ・ワークキャンプ2017】参加者レポート4(里中りのん)

米国で開催された今夏のグループ・ワークキャンプに参加した里中りのんさんのレポートをご紹介します。
*JELA事務局によって一部編集されています。

*参加者全員のレポート一覧のリンクはこちらです。
 
 ◇◆◇

 里中りのん(神奈川県、15歳)

このキャンプの参加は2回目でした。去年よりも人とのコミュニケーションやクルー(*同じ家の修繕作業をする5人の仲間)と行う昼のディボーション(*聖書の内容についての霊的分かち合い)などを積極的に行うことができたと思います。

去年は中学生での参加だったので、クルーの人がとても気を使ってくれました。昼のディボーションの時の私は沈黙を貫いていました。でも今年は高校生として参加したので、昼のディボーションの時の英語でのやりとりがとても増えました。

火曜日の「疑念から希望へ」というテーマの時です。その日の朝のプログラムで「イエスさまと歩んだ人生地図」というものを描きました。その中から、「自分のこれまでの道のりの中で大切だったことを2つずつ分かち合いましょう」というものでした。去年だったら「分からないです、ごめんなさい」というような場面でした。今年は違いました。言いたいことはすぐに決まりました。6歳の頃にお母さんと教会に行ったこと、去年のワークキャンプに参加して前よりも神さまとの距離が縮んだことでした。「縮んだ」という単語が分からなかったので、自分が知る限りの単語と文章を並べて、ジェスチャーで説明しました。恥をかく覚悟で必死に説明したら、クルーの人が真剣に、うなずいて聞いてくれていました。
家の修繕作業を共にした仲間と。里中さんは右端
この体験を通して、「ゴッドサイティング」(*神さま存在を感じた場面)の意味がようやく分かったような気がしました。英語をしゃべれない人の言っていることを真剣に聞いてくれたり、話しかけてくれたりする人が自分の周りにいたこと、それがそうなんだなと思いました。「The Road」というテーマで1週間みんなで話し合い、そしてクルーのみんなと同じ家を一緒に修繕できてとても楽しかったです。


◆◇◆