2017/08/22

【アメリカ・ワークキャンプ2017】参加者レポート12(髙松実姫)

米国で開催された今夏のグループ・ワークキャンプに参加した髙松実姫さんのレポートをご紹介します。
*JELA事務局によって一部編集されています。

*参加者全員のレポート一覧のリンクはこちらです。

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髙松 実姫(16歳、熊本県)
「神は本当に存在するのでしょうか?」。そう質問された時、皆さんならどう答えるでしょうか。私はこの2週間で答え方、考え方が大きく変わりました。

今回初めて参加したワークキャンプ。見るもの感じるもの全てが初であり、楽しみだという感情と同時にたくさんの不安を抱えてスタートしました。現地で最初に出会ったホストファミリーの方々が笑顔で迎え入れてくださり、一緒にいるだけでとてもぬくもりを感じました。


ホストファミリーと一度別れを告げ向かったノースキャロライナ。日本とはまったくと言っていいほど違う文化や雰囲気に圧倒されながらも、そこでたくさんのキャンパー、そしてクルー(*同じ家を修繕した仲間)と出会いました。


初めに出会った時は言葉の通じないことの不安、自分とは違うという感覚が繰り返し頭の中で再生され、心が折れそうでした。ですが一緒に作業をしたり時間が経っていくうちに、笑顔で分かり合えるような関係がいつの間にか築かれていました。私のことを理解してくれようとする優しさを強く感じました。大切なのは思いやり、優しさ、笑顔。それが言葉と国境を越え私たちをつないだのだと実感しました。
一緒に家の修繕をした仲間と昼食を楽しむ高松さん(右から2番目)。

また、夜にあったワーシップ(*神を讃美する歌を共に歌う時間)やバラエティーショー(*参加者全員が出し物を競うショー)などを通してたくさんの友達ができ、心を通わせることができました。

「自分のためにきっと誰かが祈っている」。この言葉は夜のディボーションタイム(*聖書を介して霊的分かち合いをする時間)で頂いた言葉です。この言葉が常に自分の中で支えになり何事もチャレンジすることが出来ました。


「神は本当にいるのでしょうか?」。その答えは「イエス」です。私はこの2週間で改めて実感することが出来ました。まるで家族のようだなと感じた優しいホストファミリー、夜にバスケットボールをして仲良くなったキャンパー、楽しくて笑いが絶えなかったクルー、歌のワーシップで出会ったメンバー、一緒に気持ちを分かちあったJELAの仲間たち。何十億人という人口の中から出会えた奇跡は素晴らしいものであり、最高の思い出となりました。また、そのような出会いだからこそ別れはとても辛く寂しく、思わず涙が溢れてしまいました。


何事も無事に出来たこと、そしてこの奇跡のような出会いも神が自分に“道”を示し、導いてくれたから歩んでこれたのだと思います。これからの生活の中で今回学んだことを生かしながらどんなことにも挑戦し、成長して来年もまたこの舞台に戻ってきたいと思います。また仲間と会えることを祈って、前を向いて自分の道を進んでいきたいと思いました。


自分を支えてくれたたくさんの人と神に感謝。ありがとう。


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