2016/08/19

【アメリカ・ワークキャンプ2016】参加者のレポート(その9)

宇佐美舞弥さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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宇佐美舞弥(神奈川県・17才)

私はこのワークキャンプを通して学んだことがふたつあります。
 
ひとつは"人間関係"です。私はもともとコミュニケーションが得意ではなく、団体行動が苦手だったので、周りとうまくやっていけるのか不安でいっぱいでした。
 
ワークキャンプでは私は大きなグループに入れられたので、家の修繕を一緒にする人数が通常の倍の12人でした。やっぱり団体行動だし、言葉も文化も違ったりっていうのもあったので不安でしたが、皆、私のことをあっさりと受け入れてくれて、私が日本から来ていることが分かると、相手も私の立場を理解しようとしてくれたり、会話や言っている内容を分かりやすく説明してくれました。また、私の言いたいことを一生懸命聞いてくれました。ここで改めて 人とのコミュニケーションの素晴らしさと、相手の話したいことを聞いて理解しようとしてくれる、仲間を大切にしようとしてくれる素晴らしさを知ることが出来ました。
宇佐美さん(右から4番目)とクルーの仲間たちが建てたスロープの上にて
ふたつ目に学んだことは神様の素晴らしさ、キャンプテーマである"Extraordinary" (普通じゃない。イエス様と一緒なら普通なんてありえない)ということです。
 
このキャンプでは 家の修繕作業をする仲間との昼のディボーションと夜のプログラムを通して 神様について多くのことを学びました。水曜日の夜のプログラムでは "ステーション"というものをして 色々な体験をしました。英語力が全然足りないせいか、私は何が何だか全く分からないまま 体験していました。 そんな時に 昼に一緒に作業をしたメンバーの子が私の元に来てくれて助けてくれました。それからは、その子とともに体験しました。その子は最後まで私と一緒にいてくれました。
 
個人的には ローションを体に塗ったのが すごく印象に残りました。その体験から感じたことは、すごく心を落ち着かせてくれるような香りで、神様も同じように私のそばにいつもいてくださって 心を落ち着かせるような、安心させてくれる存在だということです。
 
朝は奉仕をしに行きます。普通だったらペンキ塗りをしたり、デッキや階段を作ったりするのですが、 私たちが担当した家はそれをするどころではなくてゴミの山で、ずっと整理整頓でした。また、居住者の方もすごく変わっている人で、整理しないでくれとか、捨てるなとか大変でした。ゴミを捨てる時について来られてしまって、作業をしている全員が不安でお祈りをしました。 その時にお祈りが利いて、 あっさりと居住者の方も帰って行きました。ここでお祈りの大切さを感じることが出来ました。
大量のゴミの処理に成功した満足気な宇佐美さん(右から2番目)とクルーの皆さん
 
通常出来ない経験をして、作業仲間全員で協力してゴミを片付けたのも また変わった経験(まさにExtraordinaryな奉仕)で良かったと思います。この、アメリカで出会った仲間とも最終日には何度もハグをして "i miss you"(別れたくない)って言える素敵な友達でした。

こんなに素晴らしい体験を出来たこと、素晴らしい仲間に出会わせてくださった神様に感謝でいっぱいです。 また、JELAのポールさんと薫さん、ホストファミリー、ホストチャーチの皆様、アメリカに行かせてくれた親にも感謝でいっぱいです。
 
このキャンプに参加させていただき本当にありがとうございました。