2016/08/15

【アメリカ・ワークキャンプ2016】参加者のレポート(その1)

7月28日から8月9日までアメリカ・ワークキャンプが行われ、参加者9人と引率者2人は、ミシガン州アンナーバーでホームステイした後、ペンシルベニア州インペリアル市のキャンプに参加しました。参加者キャンプで様々なことを経験して無事帰国しました。皆様のお祈りに感謝いたします。

これからこのブログで、参加者一人ひとりのレポートをご紹介していきます。第一号は内田奈七さんです。なお、ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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内田奈七(JELC田園調布教会・16才)

今年もアメリカワークキャンプに参加させていただけたことを、ルーテル教会とJELAの皆様をはじめ、スタッフのポールさん、かおるさんに感謝申し上げます。 

私自身は今回が2回目の参加で、日本人メンバーの中で年齢も上の方で去年とは違う立場でしたが、そのおかげで、みんなでひとつのことを決めることの大変さや、何かを成功させた時の嬉しさなど、いろいろなことを学ぶことができました。
内田さんとクルーの仲間

日本では見たこともない広さのカラフルな空、バケツサイズのアイスなどの、アメリカでしかできない体験や、このキャンプでしか出会えない友達と過ごした日々は、まさに今回のテーマExtraordinary 「普通じゃない」2週間でした。

私は今回のキャンプで何度も、神様との出会いを感じるような体験をしました。その中でも一番感動した出来事は、ワークキャンプが終わり他のチームのみんなとお別れした後、ホームステイ先のミシガン州に車で戻る途中にサービスエリアに寄った時のことです。

「Jesus」 という文字が書いてあるバンを見つけ、急いでサービスエリアの建物の中に入ると、キャンプの時の私のクルーメンバー(一緒に家の修繕をした仲間)だった三人がいて、駆け寄ってきてくれました。再会を喜び、写真をとったり腕にみんなの名前を書いたりしました。そして、一緒にいるだけで楽しくて安心できる、本当に最高のクルーだったと改めて感じました。
サービスエリアで偶然再会したキャンプの仲間たち
 サービスエリアでは他にも、キャンプの時にカードゲームをして仲良くなった、クルー以外の人たちなど、おおぜいの友達に会え、ほんの少しの時間を過ごしただけのこの二度目の別れはとても辛かったです。

この経験を通して、神様は予想をはるかに超える素敵なプレゼントをくれる方なんだなと実感しました。同じ目的で同じ時間を過ごした友達と、またいつかどこかで再会できるという、神様を介したつながりを確信できました。

キャンプの参加者は、九人の日本人以外は全員アメリカ人で、私たちは最初、みんな緊張していたり英語がほとんど話せなくて、勝手に疎外感を感じたりしていたと思います。でもアメリカで過ごしているうちに、英語はもちろん必要ですが、大切なのはどんな方法でもいいから自分からコミュニケーションをとろうとすること、勇気を出すことだと思いました。
最後にもう一度、アメリカワークキャンプに参加させていただき、自身の変化を感じられる素晴らしい2週間をありがとうございました。

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