2016/04/19

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】一本の水仙のような働き

5期修了生・金銀淑さんのレポートの後半です。前半はこちらをご覧ください。

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私自身は、リラ・プレカリアを始める前までは、ヒューマニテイに満ちた使命感や、クリスチャンとしての召命を強く感じてはいなかったのですが、実習での体験を契機に、この働きの意味を深く模索するようになりました。
<poem & photo by G.S.Kim>

愛の香り                  Euodia

一本の水仙の香り          Spiritual journey within God
天地が揺れている               begins with Lyra Precaria


“私たちは神に対するキリストのかおりである。”(Ⅱコリント2:15)
“For we are to God the aroma of Christ” (Ⅱ Corinthians 2:15)

真冬の寒さの中で咲いている水仙の香りは、天地を揺らすかのように深く、リラ・プレカリアで奉仕をなさる時のキャロル先生のイメージとオーバーラップしました。

神様の愛と慈しみを含んだ水仙の香りは、ハープの音色と共に諸々の苦しむ人々の魂に触れ、患者様はスピリチュアルな旅を経て、痛みや悲しみ、不安や怒り、喪失感などから平安に導かれるようです。

1月の冷たい空気を甘いものに変えてしまう水仙のように、否定的だった患者様の気持ちを肯定的なものに変えることができるリラ・プレカリアの本質は、愛に違いありません。

私も小さな一本の水仙になりたいと願いつつ、これから奉仕への一歩を始めたいと思います。

金銀淑(リラ・プレカリア5期修了生)

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