2017年3月24日金曜日

【ブラジルAMILUだより】新学期スタート

サンパウロ教会の徳弘浩隆牧師より、JELAが支援している音楽ミニストリー(AMILU)の新学期についての便りが届きましたので、以下ににご紹介します。
◇◆◇
 
ジアデマ集会所のAMILU教室の看板
Diadema(ジアデマ)市の教会の集会所での新しいAMILUの学期が始まりました。今年はMelo先生が日本研修のため、教室は、徳弘夫妻が引き継ぎました。教会員のAliceさんを含め数名の方たちも手伝ってくれます。朝8時にサンパウロを出て、帰るのは夜の9時ころの一日仕事なので、大変ありがたいことです。授業内容は、今までのMelo先生のやり方を尊重しながら、できる範囲で私たち日本人の慣れた方法や順番で進めることにしました。

 ブラジルの公立小学校では、音楽や体操、芸術の授業がなくなって久しいそうです。景気は数十年来の悪さで、今年1月も失業率が最高を更新したそうです。貧しい地域の人々は順に仕事を失い苦労しています。路上生活者も増え、また、強盗や泥棒も増えています。こんなご時世、貧しい地域に暮らす、「その日暮らし」を強いられる方々にはつらい日が続きます。Diademaの子どもたちには、その日暮らしではなくて、学校で教える以外のことを教会で教え、知識や技術、協調性、そして自信や計画性をもって生きていく大人になっていってほしいと思い、そのお手伝いができればと願っています。

Nicoleちゃん
今回は、Diademaで最年少の生徒を紹介します。彼女の名前はNicole(ニコーリ)、5歳です。地域の公立の学校(幼稚園部)に通っています。お母さんFabiana(ファビアナ)さんは他人の家のお掃除をするお仕事をしていて、Diadema集会所の会員の親せきで、集会所のお掃除も週に一回お願いしています。

Nicoleは5歳にしては話し方も少し幼く感じます。赤ちゃん言葉が抜けていないのか、私たち日本人だけでなくて、一緒に手伝ってくれているAliceさんでも何度も聞かないと何を言っているのかわかりません。音楽教室に来たのに、最初お絵かきをしたいと集会所の色鉛筆をもってきて先生たちを少し困らせました。

今は、最初に1)絵本を読み聞かせ、2)リズム体操:ディズニー体操と音楽の速さに合わせて、ゆっくり走ったり速く走ったり、そして3)リコーダーは音階を追うよりもまだ長さの練習をしています。それに慣れて楽しそうに踊ったり、走ったりもしてくれるので、お絵かきは音楽教室が終わった後のお楽しみになりました。そしておやつも少し。

Nicoleに絵本を読み聞かせるAliceさん(白Tシャツ)
Nicoleと踊る徳弘由美子夫人
Nicoleと同じ年齢の生徒がいないため、妻が教えるリコーダーの吹き方の長さが分かりにくいので、私もリコーダーを手にとって大きな音で吹いてお手本をしています。45年ぶりに手に取るリコーダーですが、楽譜を見てメロディーを思い出しながら吹いてみると、いろんな曲が吹けるのでみんなも驚いてくれますし、自分でも驚きです。子どものころの努力は大切ですね。私は楽譜を見てすらすらと読むのは苦手なので、生徒たちと一緒にこの際覚えようと思っています。

Nicoleと一緒にリコーダーを吹く徳弘牧師(中央)

日本にいたら当たり前の音楽や芸術の授業ですが、他の国では当たり前ではありません。とくにブラジルでは教育予算の関係で授業は朝の部と午後の部に分かれていて、授業時間は半分ほどです。おまけに長すぎる放課後は悪い遊びや誘惑の罠がたくさん。これらの授業のおかげで養われるであろう、音楽、協調性、計画的に練習を続けて達成していく計画性は、大人になってからではなかなか得にくいものかもしれません。貧しい地域で生まれ育つ人は、どうにも抜け出せない連鎖の中で世代を超えて再創造しています。そんな中でも、教会で学校が教える以外のことを補い教えながら、この子どもたちが新しい道を切り開くための助けになればと、祈らされます。
音楽教室の後はお絵かき
日本の皆さんのお祈りや献金、そしてJELAを通しての補助金にも感謝しています。今年は特に、カスタネットやリコーダー、鍵盤ハーモニカ、そしてピアノが一台なので練習用の電子キーボードも買いそろえています。集会所をもっと教室として使いやすくするために、倉庫を整備してスペースを作るのにもJELAの補助金をあてさせていただいています。教室にはこちらの予算でホワイトボードやインターネット、セキュリティーカメラや鍵などの整備もしています。開講したパソコン教室のために中古のノートパソコン等の寄付を募っています。日本では当たり前のホワイトボード用のペンもこちらでは品質が悪く消してもなかなか消えません。時々アルコールで拭き取らないと、文字や線が残ってしまいます。とても使いやすいのは日本から輸入したPilotの製品で割高ですが仕方ありません。

皆様のお祈りとお支えに感謝します。小さなことから、世界を変えていきましょう。今後ともよろしくお願いいたします。
(徳弘浩隆・由美子)

2017年3月22日水曜日

最新の機関紙「ジェラニュース42号」電子版を掲載しました

皆様にJELAの活動をお伝えする機関紙「ジェラニュース42号」の電子版をホームページにアップいたしました。印刷版は4月上旬に郵送予定です。ホームページからは「ジェラニュース」創刊号からのバックナンバーもご覧いただけます。

なお、お手元に「ジェラニュース」が届いている方で、ホームページで読めるなら送付の必要がないという方は、電話03-3447-1521、ファクス03-3447-1523またはメールjela@jela.or.jp(件名欄に「ジェラニュース不要」と記す)でJELA事務局にご一報いただければ幸いです。

【ジェラニュースの送付停止のために教えていただきたい情報】

  • 郵便番号
  • ご住所
  • お名前(フルネーム。用いる漢字などもお知らせください)
  • お電話番号

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

【JELAの公開講座】6月15日(木)「ミュージック・サナトロジーの思想基盤から学ぶこと」のご案内

 JELA主催のリラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座では、一般の方でも無料(会場に献金箱を設置)で参加いただける公開講座を行っています。皆様お誘い合わせのうえ、ご来場くださいますようご案内申し上げます。

6月15日「ミュージック・サナトロジーの思想基盤から学ぶこと」の里村生英講師(スピリチュアルケア研究者)に講義のエッセンスをお寄せいただきましたのでご紹介します。

「死に逝く人の傍らで、ハープと歌声を精妙に使ってその人 に愛情深く応答する―『ミュージック・サナトロジー(music-thanatology)』と呼ばれるこの運動(分野)は、1970年代の半ば、シュローダー=シーカー(Schroeder-Sheker, T)の看取りの神聖な体験を契機として開発、展開されてきました。今回の講座では、彼女がこの分野の開発中に出会った一人の歴史学者の功績(11世紀クリュニー修道院の死の儀式研究)を吟味することを通して、クリュニーのどのような点がミュージック・サナトロジー開発に影響を与えたのか、つまり、クリュニーが現代の私たちに投げかけていることについて思いを巡らせてみたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。」(里村生英)

講師略歴
 広島大学大学院教育学研究科(博士前期)修了。1991年より大学専任教員として、音楽教育学分野の授業と研究に従事。その間、2001年より2年間、Boston University School of Theology及びWeston Jesuit School of Theology, Cambridge MAにて、クリスチャン・スピリチュアリティの観点から、癒しの概念と実践方法(儀式、祈り、黙想)について学ぶ。のちにThe Chalice of Repose Project, Music-Thanatology Contemplative Musicianship Program 終了。現在は、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程で、音楽経験を通してのスピリチュアルケアをテーマにした研究を行っている。

【2017年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
参加費:無料(会場に献金箱を設置し、自由献金とします)

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座とは、ハープと歌の祈りを届ける奉仕者を養成する講座です。

【関連リンク】
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)関連ニュース(ブログ)
日本福音ルーテル社団(JELA)

【JELAの公開講座】6月29日(木)「スピリチュアルペインとそのケア―理論と実際」のご案内

 JELA主催のリラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座では、一般の方でも無料(会場に献金箱を設置)で参加いただける公開講座を行っています。皆様お誘い合わせのうえ、ご来場くださいますようご案内申し上げます。

6月29日「スピリチュアルペインとそのケア―理論と実際」の山崎章郎講師(緩和ケア充実診療所ケアタウン小平クリニック)に講義のエッセンスをお寄せいただきましたのでご紹介します。
山崎章郎 講師

「スピリチュアルペインとそのケアを語るためには、スピリチュアリティとは何かを考える必要がある。今回、私は、スピリチュアルペインと言われている事象や、緩和ケアの定義を踏まえて、スピリチュアリティを定義し、スピリチュアルケアのあり様について、お話ししてみたい」(山崎章郎)

講師略歴
山崎章郎(やまざき ふみお) 1947年福島県生まれ 1975年千葉大学卒業、同大学病院第一外科、1984年より千葉県八日市場市(現匝瑳市)市民病院消化器科医長、1991年より聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長、2005年より在宅緩和ケア専門診療所 ケアタウン小平クリニック院長 他に、NPO法人コミュニティケアリンク東京理事長、聖ヨハネホスピスケア研究所所長、日本ホスピス緩和ケア協会理事、日本死の臨床研究会世話人代表など。主な著書に『 病院で死ぬということ 正・続』(文春文庫)『僕のホスピス1200日』(文春文庫)『河邉家のホスピス絵日記』(共著 東京書籍)『新ホスピス宣言』(共著 雲母書房)『病院で死ぬのはもったいない』(共著 春秋社)『家で死ぬということ』(海竜社)『死の体験授業』(サンマーク出版)『市民ホスピスへの道』(春秋社)など。      


【2017年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
参加費:無料(会場に献金箱を設置し、自由献金とします)

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座とは、ハープと歌の祈りを届ける奉仕者を養成する講座です。

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2017年3月21日火曜日

【国際青年交流奨学金】 アジア学院のJELA奨学生が卒業

発展途上国の農村リーダーを育成しているアジア学院(栃木県。通称ARI)の研究科生で、JELAが昨春から研修費を支援してきたマクドナルド・F・バンダさん(マラウィ聖公会司祭)の卒業発表が、2月28日にARIで行われました。JELAから森下理事長と下川職員が出席し、マクドナルドさんの全課程修了を見届けました。

2010年にも一般の研修生としてアジア学院で学んだマクドナルドさんは、アフリカにある母国マラウィでの5年の実務経験を経て、さらに学びを深めるため「研究科生」として昨年ふたたび来日しました。
発表するマクドナルドさん

研究科生は、学ぶ者であると同時に後輩を教えたり、ARIのスタッフとして学校の運営に関与したりする任務も担います。マクドナルドさんは発表の中で、「ARIが強調する『仕える指導者』(サーバント・リーダー)としての役割を実践することができた」と述べ、一年間の主な成果を紹介しました。

また、「JELAを通じて、段違いのエキュメニズム(キリスト教の教派一致促進運動)を経験した」とも語りました。このことについては卒業論文でも触れられ、該当部分を当ブログで紹介しました。マクドナルドさんは、「この経験によって、リーダーとしてコミュニティの一致に寄与し、教派を超えてすべての人のために働かなければならないと感じた」と述べ、故郷での活動に向けて思いを新たにしたようでした。

荒川校長(右)から修了証書
を受けたマクドナルドさん
マクドナルドさんと他3名の発表の後、卒業セレモニーが開かれ、同学院の荒川朋子校長より修了生へ修了証書が授与されました。荒川校長は後日JELAへ以下のメッセージを下さいました。

「最後の発表を見届けていただいたことをマクドナルド師はとても喜んでおりました。彼はJELAに今年1年ご支援いただいたことで、エキュメニズムについて自身が開眼したことを始終語っておりました。このことが彼の今後の司祭としての活動のあり方に大きく影響することは間違いないと思っております」。


マクドナルドさんは翌3月1日に日本を発ち、無事マラウィに帰国しました。今後は教会で司祭としての務めを果たしつつ、日本で培った農業とリーダーシップのスキルを活かして地元コミュニティの発展に貢献していくとのことです。マクドナルドさんの働きと、マラウィの人々の生活が護られ、祝福されることを祈ります。

森下理事長(左)とマクドナルドさん

【難民支援】難民の方々に安心を与えるジェラハウス

ジェラハウス1
JELAは1984年に難民支援事業に参入しました。そして、難民の方々が最も必要としているものの一つが、安心して住める住居であると知り、1989年に最初の住居(「ジェラハウス」と命名)を購入して内部を改装の上、1991年から利用していただいています。常に満室だったこともあり、2011年には、より規模の大きい二つ目の住居を購入しました。こちらは新築だったのですぐに運営を開始し、現在に至っています。

ジェラハウスはいつも満室で人気が高いのですが、その理由は、家賃や電気・ガス・水道代を居住者から一切とらず、ベッド・洗濯機・冷蔵庫・エアコンなどの生活必需品を揃えている点にあるのかもしれません。今後も同様のサービスを提供できればと思っています。

ジェラハウス2
ジェラハウスの運営については、1999年に認定NPO法人・難民支援協会(JAR)が発足して以来、ご協力をいただいています。このたび、難民支援における住居の必要性とジェラハウスの存在意義についての記事をJARのホームページに掲載されると伺い、JELA事務局長の森川博己がインタビューに応じました。以下からその一部が読めますので、ご覧いただけると幸いです。 

今後もジェラハウスが有効に利用されるように、お祈りとご寄付によってお支えいただけると幸いに存じます。

2017年3月2日木曜日

難民支援協会・石川えり氏講演会のご案内

JELAでは来る3月28日に難民支援協会(JAR)代表理事の石川えりさんをお招きして、「日本に来ている難民の人たちの現状と支援」と題する講演会を開催します。

JELAは難民支援事業をJARと協力して行っています。石川さんは、1999年の創設期からJARの活動に携わり、国内外の難民問題に精通しておられ、新聞・テレビなどの各種メディアを通じて積極的に発言なさっています。

当講演会はJELAの正会員向けに開かれるものですが、席にいくぶん余裕がありますので、一般の皆様からも、申込制にてご参加を募ります(入場無料)。参加をご希望される方は、3月20日までにメールjela@jela.or.jp)またはFAX(03-3447-1523)にて、以下の情報をご連絡ください(件名に「石川えり講演会参加希望」と明記のこと)。
 注:ご参加いただける皆様には、事前にJELAからご連絡を差し上げます。
 ・ご氏名
 ・ご住所
 ・電話番号
 ・弊社団ニュースレター「JELA NEWS」(年3回発行)受け取り希望の有無 

<石川えり氏講演会 概要>
  • 日時・・・2017年3月28日 午後3:30~5:00
  • 場所・・・JELAミッションセンター 1Fホール
         東京都渋谷区恵比寿1-20-26 (電話:03-3447-1521)
         JR恵比寿駅東口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩5分
  • 講師・・・石川 えり 氏(認定NPO法人 難民支援協会 代表理事)
  • 講師プロフィール(自己紹介)
    略歴:高校生の時、ルワンダ内戦の報道をみて衝撃を受け、難民支援にかかわりたいと強く思う。高校生で、アムネスティ日本にてボランティアをはじめ、そこで日本の難民問題に出会う。難民支援協会の設立よりかかわり、アメリカの難民支援NGO(International Rescue Committee、アインシュタインが創設に関わったという歴史のある団体でした)での武者修行?を経て2008年から事務局長、2014年から代表理事。今年はJELAの難民川柳を完成させるのが目標です。

    メディア:これまでも書籍や雑誌に書いてきましたが、専門誌が多かったです。ただ、2015年からは日本でも難民について多く取り上げられるにつれて、メディアにてお話ししたり、書いたりする機会も増えてきました。2015年はテレビではNHKの「ニュース深読み」、「日曜討論」にスタジオ出演。こってりとしたお化粧は、子どもたちに好評でした。朝日新聞の「耕論」や「ニュースの本棚」、キリスト教月刊誌『福音と世界』でも難民特集の際に寄稿しました。今年は難民に対して賛否両論の世論がある中、すでに日本に難民が存在しているということをきちんと知らせる発信をしていくのが目標です。

    趣味:縄跳び(子どもにすごーいといわれるのがやりがいです)、ジョギング(1月末に初めてハーフマラソンを完走しました!今年は、フルマラソンを完走したいとひそかに思っています)
  • 講演会アウトライン
    1.世界の難民の状況
    2.日本の難民受け入れの実態・・・何が課題か
    3.「家」があることの重要性
    4.難民を受け入れる社会へ向けて

2017年3月1日水曜日

【JELAの公開講座】4月27日(木)「ホスピスケアと音楽療法」のご案内

 JELA主催のリラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座では、一般の方でも無料(会場に献金箱を設置)で参加いただける公開講座を行っています。皆様お誘い合わせのうえ、ご来場くださいますようご案内申し上げます。

4月27日「ホスピスケアと音楽療法」の柏木哲夫講師(淀川キリスト教病院理事長)に講義のエッセンスをお寄せいただきましたのでご紹介します。
柏木哲夫 講師

「ホスピスケアにおける音楽療法の目的は患者の全人的痛み(Total Pain)を和らげ、QOL(Quality of Life=ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のこと)を高めることです。治療に反応しなくなった患者に対してホスピスも音楽療法も、そのQOLを高めるという点において、共通の目的を持っています。」(柏木哲夫)

講師略歴
1965年大阪大学医学部卒業。同大学精神神経科に3年間勤務し、主に心身医学の臨床と研究に従事。その後3年間、ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。
1972年帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホスピスプログラムをスタート。その後、同病院にて内科医としての研修を受け、1984年にホスピス開設。副院長、ホスピス長を経て、1993年大阪大学人間科学部教授就任(人間行動学講座)。淀川キリスト教病院名誉ホスピス長。大阪大学定年退官後2004年4月より金城学院大学学長。2007年4月より金城学院学院長を兼務。2013年9月より淀川キリスト教病院理事長。1994年日米医学功労賞、1998年朝日社会福祉賞,2004年保健文化賞受賞。

柏木先生が選者のJELA「川柳ひろば」の募集趣旨は、こちらをご覧ください
関連記事は、川柳ひろばブログにて配信中です。

【2017年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
参加費:無料(会場に献金箱を設置し、自由献金とします)

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座とは、ハープと歌の祈りを届ける奉仕者を養成する講座です。

【関連リンク】
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)関連ニュース(ブログ)
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【JELAの公開講座】5月11日(木)「人間の究極のよりどころ、癒やし、慰め、豊かさとしての祈りについて」のご案内

 JELA主催のリラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座では、一般の方でも無料(会場に献金箱を設置)で参加いただける公開講座を行っています。皆様お誘い合わせのうえ、ご来場くださいますようご案内申し上げます。

森 一弘 講師
5月11日「人間の究極のよりどころ、癒やし、慰め、豊かさとしての祈りについて」の森 一弘講師(カトリック教会司教)に講義のエッセンスをお寄せいただきましたのでご紹介します。

当日は、「すべての人の人生には、叫びがあり、祈りがある。祈りがあるところに癒やしがあり、慰めがあり、支えがあり、光があること」を強調してお話ししたいと思っております(森 一弘)

【2017年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
参加費:無料(会場に献金箱を設置し、自由献金とします)

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座とは、ハープと歌の祈りを届ける奉仕者を養成する講座です。

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【JELAの公開講座】5月18日(木)「日本人の死生観〜そのスピリチュアル・ニーズとキリスト教〜」のご案内

JELA主催のリラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座では、一般の方でも無料(会場に献金箱を設置)で参加いただける公開講座を行っています。皆様お誘い合わせのうえ、ご来場くださいますようご案内申し上げます。

石居基夫 講師
5月18日「日本人の死生観〜そのスピリチュアル・ニーズとキリスト教〜」の石居基夫講師(日本ルーテル神学校校長)に講義のエッセンスをお寄せいただきましたのでご紹介します。

「日本人は、その文化の中で、伝統的な死の受容のシステムを作ってきました。現代社会は、そうした伝統を急速に失いつつあります。それでも、日本人の死生観は、変わらない死といのちに関わる深いスピリチュアルな(霊的な)ニーズの特徴を持っています。死に直面する人々に寄り添うため、キリスト教信仰は日本人の死生観から何を学び、何を応えていけるのか。あるいは何を問いかけるのか。共に考えてみたいと思います。」(石居基夫)

【2017年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
参加費:無料(会場に献金箱を設置し、自由献金とします)

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座とは、ハープと歌の祈りを届ける奉仕者を養成する講座です。

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2017年2月21日火曜日

【ジェラニュース】第42号をただいま編集中です

4月発行予定のジェラニュースの編集・レイアウト作業に入りました。以下のような記事が掲載されます。
◇◆◇
<チャリティコンサート>
全国15会場で開く「世界の子ども支援チャリティコンサート」の日程・会場・演奏予定曲目・演奏者などをご紹介します。

<世界の子ども支援>
JELAが支援するカンボジアとインドの貧しい地域に、これまで2千台近くのソーラーランタンをパナソニックから頂戴しました。提供を受けた家族の暮らしがどのように向上したか、JELAは専門的に調査した内容を学会で発表しました。パナソニックとの協力関係が実現した経緯をおりまぜながらご説明します。

<難民支援>
好評の連載記事「政治経済的視点を踏まえた難民保護」の第五回目(執筆・山本哲史)。難民条約と入国管理の関係についてわかりやすく解説します。

<難民支援>
日本に住む難民の方々を日本人の家庭にホームスティさせるという画期的な試みを始めた学生グループの活動を紹介します。

<国際青年交流奨学金>
アフガニスタンにルーツのある青年が自身の生い立ちを回顧しながら、JELA奨学金で大学進学が可能となった喜びを語ります。

<宣教師支援>
ティモシー・マッケンジー先生が28年間の日本での奉仕を終えて3月に帰米なさいます。帰国に際し、特に「奉仕のこころ」を語ってくださいます。

他にも、夏のアメリカ・ワークキャンプ参加者募集春のリラ・プレカリア公開講座のご案内など、盛りだくさんの内容です。楽しみにお待ちください。

◆◇◆

ジェラニュース(フルカラー/8ページ)は年3回発行しています。JELAの活動をわかりやすく掘り下げて取り上げ、 ホームページやブログでは伝えきれない情報も満載です。
 創刊号からのバックナンバーは以下リンクからご覧いただけます。
バックナンバー「ジェラニュース」一覧

 印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。
 【メール】 宛先:jela@jela.or.jp
・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・電話(携帯電話も可です)
・希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
※電話・FAXでも受け付けいます。
 電話:03-3447-1521
  FAXの送信先は、03-3447-1523までお願いいたします。
なお、お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2017年2月14日火曜日

【奨学金】 日本で学んだ大いなるエキュメニズム

JELAは昨年4月から一年間、アジア学院で研修中のマクドナルド・F・バンダさんに奨学金を提供しています。

アジア学院は途上国の若者を農村指導者として養成している栃木県の学校で、JELAは2003年からほぼ毎年、1名ないしは2名の方の年間研修費を支援しています。

今回支援するマクドナルドさんはアフリカのマラウィ共和国出身で、同国聖公会の司祭です。2011年にも同学院の一般研修生として学ばれていますが、今回はさらに学びを深めるため、研究科生として再来日されました。

マクドナルドさんの研修は2017年3月までですが、卒業論文では以下のように、JELAや日本のルーテル教会の支援について感謝を述べてくださいました(和訳=JELA事務局)。

◇◆◇

ルーテル保谷教会で説教をする
マクドナルドさん(2016年9月)
私はエキュメニズム(キリスト教の教会一致促進運動)を大切に考え、その進展を強く望んでいますが、アジア学院での今回の研修を通して、私の想像を超えたエキュメニズムを体験することできました。

それは日本福音ルーテル社団の愛とご支援によって示されました。日本のルーテル教会の奉仕活動の一翼をになう日本福音ルーテル社団が、聖公会の司祭である私を支えてくださるにあたり、たくさんのお金が必要だったことでしょう。アフリカで私自身が奉仕する教会を含めマラウィのどの教会にも、このような大きな働きはできないと思います。

支援は金銭的なものにとどまりません。いくつかのルーテル教会に招いてくださり、礼拝で説教をしたり、自分の働きについて話したりする機会もいただきました。他教派の聖職者に自分の教会で説教をお願いすることは、キリスト教界では大変珍しいことではないでしょうか。多くの教会は、別の教派の人に説教をさせれば、自分たちの教義と相容れないことを話すだろう、と恐れます。ところが、日本のルーテル教会の皆さんは非常に寛容で、私が自由に説教をする機会を与えてくださいました。聖餐式のお手伝いをさせてくださる教会までありました。まさにキリストにある兄弟として私を遇してくださったと言えます。

教会へ赴くにあたっては、最も快適な交通手段である新幹線を用意してくださいました。高かったでしょうに。アジア学院の学費だけでも高いのに、それに加えて高額の交通費まで負担してくださったのです。そのうえ、どの教会でもとても温かく迎えてくださいました。想像を絶するこのような歓迎に、心より感謝しています。

このたびの日本のルーテル教会とのかかわりを通して、私は別次元のエキュメニズムを学びました。今度は私の番です。同様のことを、私も他の人々のために実践しなければなりません。文化や宗教の違いを超えて、あらゆる人々と共に、あらゆる人々のために、精一杯働きたいと思っています。そしてそれこそが、JELAの皆さんに対する私の唯一の感謝の表し方です。ありがとうございました。

(マクドナルド・F・バンダ)

◆◇◆

2017年2月2日木曜日

【2017年チャリティコンサート】 出演者と巡演スケジュールのご案内

JELAが毎年春に全国で開催している「世界の子ども支援チャリティコンサート」。14回目の今年は、5~7月の週末に、過去最多の15会場を巡ります(日程は本記事下の表参照)。

演奏者は、去年もご出演いただいたヴァイオリニストの真野謡子さん、そして真野さんと二人で「Duo Iris(デュオ・イリス)」という名前で演奏活動を行っているピアニストの後藤加奈さんです。

【出演者プロフィール】


真野謡子(ヴァイオリン)・・・オランダ・デンハーグ王立音楽院卒業。Netherlands String Quartet Academy、ロッテルダム音楽院にて更に研鑽を積む。ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭アカデミー、小澤征爾音楽塾などに参加。2010年春にはパレスチナにて、バレンボイム=サイード財団の教育プロジェクトに携わる。現在、欧州、アジア、日本においてソロ・室内楽・オーケストラで幅広く活動中。

後藤加奈(ピアノ)・・・東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大器楽科ピアノ専攻を経て、オーストリア・グラーツ国立芸術大学修士課程を修了。全日本学生音楽コンクール東京本選中学生の部第2位、セッティモトリネーゼピアノコンクールD部門第1位など、国内外の様々なピアノコンクールに入賞する。現在、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校非常勤講師、聖徳大学兼任講師。




入場無料ですが、コンサートの途中に席上で自由献金をお願いします(*熊本教会のみチケット制)。集まったお金は昨年同様に、熊本地震被災学生の学費支援に用います。

昨年は、このコンサートの席上献金に他からの寄付金などを加えて合計300万円を、九州学院の高校生5名、九州ルーテル学院大学の学生5名の合計10名の方々の学費の一部として支援させていただきました。ご協力ありがとうございました。

ご家族やご友人とお近くの会場へお運びくださり、音楽の華麗な響きを堪能していただきながら、熊本の被災者の方々への連帯をお示しくださればと存じます。

【2017年コンサート日程】
日付開演時刻会場
5月7日(日)14:30日本福音ルーテル宇部教会
山口県宇部市寿町3-3-11
5月13日(土)13:30日本福音ルーテル高蔵寺教会
愛知県春日井市岩成台10-3-5
5月14日(日)14:00日本福音ルーテル沼津教会
静岡県沼津市御幸町10-1
6月3日(土)14:00日本福音ルーテル松本教会
長野県松本市宮渕1-4-9
6月4日(日)13:00日本福音ルーテル大岡山教会
東京都大田区南千束3-16-5
6月10日(土)14:00日本福音ルーテル岡崎教会
愛知県岡崎市伝馬通4-54
6月11日(日)13:30日本福音ルーテル広島教会
広島県広島市中区鶴見町2-12
6月17日(土)14:00日本福音ルーテル小鹿教会
静岡県静岡市駿河区小鹿1-18-11
6月24日(土)14:00日本福音ルーテル甲府教会
山梨県甲府市青沼2-8-15
7月1日(土)14:00日本福音ルーテル挙母教会
愛知県豊田市桜町1-79
7月2日(日)14:00日本福音ルーテル神戸東教会
兵庫県神戸市灘区畑原通2-2-25
7月8日(土)13:30日本福音ルーテル大森教会
東京都大田区山王2-18-3
7月9日(日)13:30日本福音ルーテル保谷教会
東京都西東京市柳沢2-13-11
7月15日(土)14:00日本福音ルーテル熊本教会
熊本県熊本市中央区水道町1−21
7月16日(日)13:30日本福音ルーテル博多教会
福岡県福岡市博多区須崎町3-9
真野さん(左)と後藤さん、岩崎邸前にて

2017年1月18日水曜日

【宣教師支援】 神様が与えてくださるもの

短期宣教師のディーン・ホルツさんが3月に熊本での任務を終えて帰国します。以下は、日本を去るにあたっての、ディーンさんからのメッセージです(英語の原文をJELA事務局が和訳しました)。

◇◆◇

イエスは言われた。「はっきり言っておく。わたしのためまた福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子供、畑を捨てた者はだれでも、 今この世で、迫害も受けるが、家、兄弟、姉妹、母、子供、畑も百倍受け、後の世では永遠の命を受ける。」
                                                               (マルコによる福音書 第10章29~ 30節)
ディーン・ホルツさん


妻のアンと私は日本で、特に熊本で数えきれないほど素晴らしい経験をしました。上に引用したイエス様の言葉のとおりです! 神様のお導きと御国をもとめる者には、神様は想像を超えるものを与えてくださいますが、アンと私の場合もそうでした。

日本に来た時、私はスーツケース1個しか持ってきませんでした。春には、そこに入りきらない沢山のものとともにアメリカに帰ります。ほとんど何も持たずに来日した私ですが、神様はあふれんばかりに豊かにご自分の富を与えてくださったのです。

神様からいただいたものは何でしょう。それは、ここ熊本で出会った皆さんです! 毎週火曜日に幼稚園で教えてきた子どもたちは、神様から私の人生と心に注がれた賜物です。九州学院の中高生の教え子たちも神様からの賜物です。日本福音ルーテル大江教会の皆さん、そして熊本教会国際礼拝に集う皆さんも神様からの賜物です。大江教会で毎週水曜日に教えた英語クラスの皆さんも神様からの賜物です!

ほとんど何も持っていなかった私に、私の思いを超えて与えてくださった神様! 日本に来た時わずかしか持っていなかった私を、神様は豊かに祝福してくださいました。「空」の私を満たしてくださいました。狭かった私の心が、皆さんとの思い出で大きくふくらみました。
 
神様の豊かな祝福に、皆さんお一人お一人を私に授けてくださった神様に感謝します。
 

ハロウィーンを楽しむ大江教会の皆さんとディーンさん(右から2番目・帽子と仮面の方)
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